編み図

あたし、くつしたを編んでいます。

さらりと書いてみたけど、私は気づけば、編み図の見方が
全く理解できなくなっていた。
(確か1年半ほど前は本にかいてあるものはわかってたはず)
学校でならった、初心者のテキストをみてもわからなかった。

想像する力が、今ないのはわかる。
でも、なんで編み図がわからなくなったのか・・

編み物の本ってなんてざっくりと書いてるんだろう・・・
これをみんな理解できてるんやろうか・・・・
最初につくった鎖編みは1目かそれとも次につくる目が1目か?

立ち上がりは立ち上がってから向きをかえのか?
向きをかえてから立ち上がりの目をつくるのか?

細編みで輪をぐるぐる編んでたらどうして最後1目余る?

私の中では、?????????だらけで
「なんでこんなことがわからんようになったんじゃい!!!!」と
目も見える、手も動くのに・・・


編み図を持って、
「今までちゃんとわかってたのに、
なんの意味かわからへんようになってしまったよぉ」
と本を押し付ける私に、先生はいたって冷静に答えた。

「引き出しは自分の中にある」

これも、私の症状の1つで、なくなってしまったのではなく
どこかの体の中の引き出しにしまって、その引き出しがどこにあるのか
わからなくなってしまっているらしい。感情もそうらしい・・・
ずっと好きでしてきたことやから必ず、引き出しは見つかるそうだ。

そして、ふと私は引き出しの場所を発見した。
「わかる。わかる。」

毛糸を引っ張り出し、過去、大人買いで気に入った糸を
100色購入したことがあるのでその毛糸をだしてきた。
部屋中に広げてこれとこれとこれは相性グゥ

この様子は動画で撮っていたら、かなり不気味な光景だったと思う。


色の組み合わせが楽しい。色の組み合わせが楽しいという気持ちも新鮮だ。
素朴な毛糸の靴下やけど、私には宝物。

面倒だった糸始末さえも、幸せな作業になった。

聴くことが出来なくなってたボサノバをかけながら、私の手の中で
毛糸と鈎針が動いて、形になっていくのか楽しくてたまらんのです。

totona